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光学 検査

UVレーザーによるウェハ欠陥検査光学系

シリコンウェーハ上の100nm未満の微小欠陥を高速・高精度に検出する光学系として、UVレーザーを用いた斜入射光学系が考えられます。

通常、欠陥検出はレーザー波長と入射角度に依存し、短い波長で入射角が大きいほど検出感度が上がります。

また、光量変化よりも位相変化をとらえるほうが、感度は一桁以上向上します。

スポットは小さいほど検出感度は上がりますが、小さくするとスループットが低下すること、また光学系で絞れるのは波長程度なので限界があります。

そのため、消光式のレーザーエリプソメータのような光学系が最も有利であることと考えられます。

以下はその原理図です。
レーザー光は最も感度の高いブリュースター角でウェハに照射し、予め位相差板(C)と検光子(C)を回転させ、Sig2の出力がゼロになるように調整しておきます(消光状態)。
サンプル面の材質(下層透明層含む)や表面状態がわずかにずれると反射光の位相差が変化し消光状態から外れ、Sig2に光が検出されます。位相差を消光法で検出することで、強度信号の100倍以上の感度が得られます。

ェハを連続して数千rpmと回転させることで、高速でウェハ全面の検査が可能です。

外周からウェハ中心に向かってスパイラル状に数千rpmで走査することで、高速でウェハ全面の検査が可能です。

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光学

半導体における誘電率のIRスペクトル解析

赤外(IR)スペクトル領域における半導体の誘電率の値は、分散方程式を使用して波長または周波数の関数として計算できます。
IR反射スペクトルの解析には、いくつかの誘電関数モデルが提案されています。LOフォノンの減衰定数がTOフォノンの減衰定数と同じであると仮定する古典的な誘電関数(CDF)モデルが広く使用されています。

SiCのような過剰減衰プラズモンシステムを持つワイドバンドギャップ半導体の場合、プラズモンが過剰減衰し、LOフォノン周波数が高濃度ドープの場合を除いてプラズマ周波数​​よりもはるかに高いため、反射スペクトルはLOフォノン減衰に大きく依存します。

以下では、TOフォノン減衰定数とLOフォノン減衰定数の寄与を独立に考慮した修正古典誘電関数モデルを使用します。

TO/LOフォノン減衰定数を考慮した光誘電関数(MDF)モデル

また、ωpは自由キャリアのプラズマ周波数​​であり、次のように表されます。

ここで、N、e、m* はそれぞれ自由キャリア濃度、電子電荷、有効質量です。
自由キャリア減衰定数 γp は散乱時間 τ の逆数であり、したがって自由キャリア移動度は次の関係を使用して導出できます。

SiC基板が深さ方向に均一であると仮定すると、垂直入射反射率Rは次のように表されます。

以上の関係式から、SiCの電気特性から反射率が計算可能となります。逆に、SiCのIR反射率から電気特性を推定することが可能です。

下図は、フリーキャリア濃度(N)を変化させたときのIRスペクトルのシミュレーション結果です。

以下は電子移動度を変化させたときのIRスペクトルのシミュレーション結果です。

次に、エピ層のあるSiC基板のIR反射率シミュレーション結果を示します。4つの線は、それぞれエピ厚を変えたものです。

自由キャリア濃度の差が大きいほど屈折率差が大きくなり、干渉信号の振幅が大きくなることが分かります。

また、長波長の光を用いることで、感度が上がることが分かります。さらに遠赤外やテラヘルツ光の適用によってより高精度な解析が可能になります。